廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
引用:廿日市市の公式HP
最近、1〜2泊のちょっとした旅にパソコンを持ち込んで「ワーケーション」してみる人が増えていると聞きます。
特に、仕事に集中したい平日は自然に囲まれた環境で静かに過ごし、空いた時間には地元の文化やおいしいごはんを楽しむ——そんなワーケーションスタイルが人気みたいですね。私の地元・広島県廿日市市も、実は今じわじわとワーケーション先として注目されているんです。
世界遺産・宮島をはじめ、海・山・温泉と自然が豊かで、落ち着いた空気が流れるこの街・廿日市市。広島駅から電車で30分前後とアクセスも良好で、「ちょっと環境を変えて仕事したい」というときにぴったりなんですよ。
今回は、廿日市市内&宮島エリアで“旅と仕事のいいとこ取り”ができる、ワーケーションにおすすめのスポットをピックアップしてご紹介していきます!
引用:宮島ゲストハウス三國屋
宮島桟橋から徒歩10分ほど、観光エリアの賑わいを少し離れた静かな場所に位置するのが「宮島ゲストハウス三國屋」です。
築100年以上の町家をリノベーションした宿で、和の趣を残しつつ、仕事にも使いやすい設備が整っています。
共有スペースにはローテーブルやビーズクッション、ハンモックなどがあり、椅子にきちんと座って作業するというよりも、好きな姿勢でのびのびと仕事ができる印象です。
「ワーク」と「バケーション」を両立したいワーケーション愛好家にとっては、最高の空間ですね!
Wi-Fiは安定しており、パソコンを広げての作業や、ちょっとしたWeb会議にも支障はありません。宿泊者はもちろん、日帰り利用(9:00〜19:00)にも対応しています。
私自身も以前、午後からのWebミーティングが立て込んでいた日に利用しましたが、堅苦しくない空間のせいか、程よく肩の力を抜いて話すことができたのを覚えています。
e-bikeの貸し出しもあるので、空いた時間に大聖院まで足を延ばしたり、島内のカフェを巡ったりと、仕事と観光を無理なく両立できるのもワーケーションの魅力です。
①店舗名:宮島ゲストハウス三國屋
②住所:広島県廿日市市宮島町327
③電話番号:0829-44-2513
④営業時間:9:00〜19:00(ワークスペース利用)、チェックイン15:00〜
引用:お宿 月うさぎ
「お宿 月うさぎ」は、宮島桟橋から徒歩1分という立地の良さと、プライベート感のある落ち着いた空間が魅力の宿です。
館内の客室には、デスクと椅子、照明、電源コンセントが備え付けられており、ワーケーションにもぴったりな、パソコン作業に適した環境が整っています。
全室個室なので、電話やWeb会議も周りを気にせずお話しすることができます。
部屋にはテレビや冷蔵庫もあるので、リラックスしながら仕事なんてのもよさそうですね!
また、客室内での飲食が可能なため、外に出ずに部屋の中でゆっくりと作業したい人には特におすすめです!
私が宿泊したときは、午前中に集中して記事の構成をまとめ、夕方から島内を少し散歩するというスケジュールで過ごしました。
“観光ついでに仕事”ではなく、“仕事のために選ぶ宿”はワーケーション好きにはありがたいです!
①店舗名:お宿 月うさぎ
②住所:広島県廿日市市宮島町853-1
③電話番号:0829-44-0380
④営業時間:チェックイン15:00〜、チェックアウト〜10:00
廿日市市の北部、吉和地域にある「吉和ふれあい交流センター」は、2023年5月に設置された廿日市市公認のサテライトオフィス対応施設です。
サテライトオフィスとは、ざっくり言うと、「本社以外にある、小さめの働く場所」のこと。最近は「毎日出社は大変」「家だと集中できない」なんて声も多いので、家の近くにこうしたオフィスがあるとワーケーションにはちょうどいいんです!ちょっとした仕事場として使える“サブ拠点”みたいな存在ですね。
中心部からは少し離れていますが、その分、周囲には山と川、そして澄んだ空気が広がり、都市部では得られない静けさの中で仕事に向き合うことができます。
施設内にはWi-Fi環境が整備された和室の会議スペースがあり、個人利用から少人数のチーム利用まで幅広く対応可能となっていました。事前申請をすれば、最大7日間、施設や関連設備を無料で利用することができますよ!
必要に応じてポケットWi-Fiの貸し出しや、車・寝具などの備品も一部提供されており、滞在中の不便を感じにくい設計になっています!
私が訪れたのは新緑の季節でしたが、窓から見える山の景色と、小鳥の声が心地よく、午前中の作業が思いのほかはかどりました。
昼休憩にはすぐ近くを流れる清流沿いを歩いてみましたが、それだけで気持ちが切り替わり、午後からの集中力も長続きしたように感じます。
ただし、山間部であることもあって、クマやマムシなどの野生動物への注意喚起も行われているため、事前に廿日市市の案内サイトなどで安全情報を確認することをおすすめします。
廿日市らしい“山のワーケーション”を体験できる、数少ないスポットの一つです。
①店舗名:吉和ふれあい交流センター(サテライトオフィス拠点)
②住所:広島県廿日市市吉和1886-1
③電話番号:0829-77-2112
④営業時間:9:00〜21:30(要事前予約、最大7日間無料利用)
宮島口エリアで、1週間以上の中長期ワーケーションを検討している方におすすめなのが「マンスリーマンション・リブマックス宮島シーサイド」です。
広島湾を望む立地にあり、全室に露天風呂や寝心地のいいベッド、Wi-Fi環境、冷蔵庫や電子レンジなどの生活設備が整っています。
利用は原則として7泊以上からとなっており、マンスリーマンションでありながらホテルのような快適さも兼ね備えている点が魅力です。
バルコニーや大きな窓からは、時間帯によって移り変わる海の景色を楽しむことができ、長期滞在でも飽きがきません。
私も取材を兼ねて1週間滞在したことがありますが、日中はデスクワークに集中し、夕方は湯船につかりながら、廿日市市が面する美しい瀬戸内海の海面に映る夕日を見れるのもワーケーションでは最高の体験でした!
海辺の光の反射をぼんやり眺める時間が何よりのリフレッシュになりました。
自炊もできるため、健康的な食生活を維持したい人にも向いています。
観光地の喧騒から少し距離を置いた場所にありながら、JR宮島口駅やフェリー乗り場にもアクセスが良く、仕事と日常、観光のバランスを取りやすい環境です。
①店舗名:マンスリーマンション・リブマックス宮島シーサイド
②住所:広島県廿日市市宮島町634
③電話番号:0120-713-860(マンスリー予約専用ダイヤル)
④営業時間:9:00〜19:00(平日)/10:00〜19:00(土日祝)
「みやじまコワーキングカフェ 35オーブン」は、廿日市市宮島町の中心部にある古民家を改装したコワーキングカフェです。
築100年超の町家の梁や木製建具を生かした空間には、カフェのやわらかな雰囲気と作業に集中できる静けさが同居しています。
Wi-Fiや電源はもちろん完備。ドロップイン形式で、1時間550円から利用できるため、ちょっとした空き時間に立ち寄ることもできます。施設内では飲み物や軽食の注文もでき、ワークスペースとしての利用だけでなく、思考を緩める場所としてもちょうどよく機能してくれます。
私が訪れた際は、午前中は執筆作業に集中し、午後にはコーヒー片手に観光マップを眺めながら午後の予定を整理していました。
隣接する通りには、宮島ならではの食べ歩きグルメや雑貨店もあり、合間のリフレッシュにも困りません。
観光地にあるコワーキングスペースというと雑然とした印象を持たれるかもしれませんが、35オーブンはあえて少人数に絞られた設計で、非常に落ち着いた雰囲気が保たれています。廿日市市の自然や歴史に囲まれたこの環境は、集中して仕事をしたいワーケーション利用者にとって理想的!
「働く時間」と「遊ぶ時間」をきちんと分けたい人にこそ、ワーケーションにおすすめしたい場所です。
また、廿日市には海も山もあり、自然との距離が近いことが大きな魅力。日中の仕事の合間に少し散歩するだけで、気分がリセットされるのを感じます。
市内にはカフェ併設型のワークスポットや、温泉地に隣接した宿泊施設もあり、廿日市市全体でワーケーション歓迎の空気感を感じることができました
このように、観光と仕事をどちらも楽しみたい人にとって、ワーケーションの拠点としての廿日市は、じわじわと人気が高まっているのも納得です!
①店舗名:みやじまコワーキングカフェ 35オーブン
②住所:広島県廿日市市宮島町310
③電話番号:0829-30-7835
④営業時間:10:00〜17:00(不定休のため、事前確認推奨)
広島県廿日市には、観光地・宮島をはじめ、自然豊かな吉和エリア、静かに過ごせる海辺の宿泊施設など、多様なワーケーションスポットが揃っています。
宿泊・日帰り・長期滞在など、目的に応じた選択肢があり、仕事のスタイルに合わせた柔軟な滞在ができる点は、都市部では得られない魅力です。
また、いずれの施設も“観光のついで”に寄るのではなく、あくまで「働く場所」としての設備や空間がしっかり整備されており、集中とリラックスの切り替えがしやすい環境が整っています。ワーケーションにはとってもいい体験になりそうですね!
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