廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
皆さん、こんにちは。
廿日市市のWEBライターです。
今回は、廿日市市名物である「もみじ饅頭」についてご紹介します。
まず廿日市市に来たら、必ず食べてほしいものが「高津堂のもみじ饅頭」です。
2023年の広島の人気の和菓子で第1位になりました!手土産にはもちろん、自宅用にもみじ饅頭を購入する人が多いのだとか!
そんなもみじ饅頭が販売されている「高津堂」は、山陽本線「宮島口」駅から200mのところにあります。
もみじ饅頭は、「高津堂」が発祥と言われており、1906年から続く、広島を代表する銘菓です。
手焼きならではのしっとりやわらかい生地と、こだわりの餡が特徴のもみじ饅頭になっています。
もみじ饅頭がつくられた理由は、1906年まで遡ります。
明治の元勲、伊藤博文はたびたび宮島にある
紅葉の美しい紅葉谷(もみじだに)を訪問されていました。
ある日、伊藤博文は紅葉谷の入り口にある茶店に立ち寄り、お茶を差し出した
可愛い娘の手を見て、「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」と
冗談を言ったそうです。
そんな伊藤博文が、紅葉谷に訪れる際に泊まっていた宿が
紅葉谷の入り口にある老舗旅館の「岩惣」。
岩惣に和菓子を納品していた、和菓子職人の 高津常助は、
伊藤博文の冗談話を耳にしていた「岩惣」の仲居 おまん からの助言もあって
もみじの葉を模した饅頭の製造に取り組み始めます。
試行錯誤の末、現在のもみじ饅頭の原型となる
「紅葉形焼饅頭」が明治39年に完成し販売スタート。
高津堂 高津常助が「紅葉形焼饅頭」を販売スタートしたこの瞬間こそが、
広島銘菓 もみじ饅頭 の誕生でした。
高津堂HPより
明治から生まれたもみじ饅頭が100年以上も愛されるなんて、深い歴史があったからこそなんですね。
高津堂には、15種類ものもみじ饅頭があります!
期間限定の商品なども多数あるので要チェックです!
こちらが「元祖もみじ饅頭」です。
しっかりと、もみじの形を再現していて細かい模様が刻まれているところが「高津堂もみじ饅頭」の特徴です。
厳選された上質な小豆をつかい、しっとりなめらかな口あたりの粒あんが入っています。ほどよい甘さの餡が、もちもちした生地と口の中でほどけていくのがなんともいえない美味しさです!
こちらは、「福もみじの白練り餡」です。
「福もみじ」には、幸福への願いを込めて、つくられた商品でお祝い事などに喜ばれています。
紅白2種類の練り餡の中に細かくした「栗」をまぜいれて仕上げているもみじ饅頭は、ここでしか味わえない風味です。
定番の味の他にも「日本茶もみぢ」「広島レモン餡」「新緑もみぢ(ミルク餡)」「酒香るもみぢ」などもあります!
季節限定商品としては、「ラムネ餡 もみぢ饅頭」「メロンあん」が販売されています!この時期にしか味わえないもみじ饅頭となっているので、ぜひ高津堂へ足を運んで見て下さい!
ちなみに私が一番好きなもみじ饅頭は、特撰こしあんのもみじ饅頭です!こしあん派にはたまらない美味しさです!
【電話番号】0829-56-0234
【場所】広島県廿日市市宮島口西2丁目6-25
【営業時間】8:00~18:00(無休)
【アクセス】JR宮島口駅を下車し改札を出ましたら、国道2号線沿いに西側へ右折。
200mほどまっすぐ歩いて、右手にあります踏切を渡れば目の前です。
山口方面よりお越しの場合は、2号線を走って頂き、JR宮島口の200m手前「釜揚げうどん 丸亀製麺」の看板のある交差点で左折し踏み切りを渡ってすぐ。
広島県廿日市市の名物「元祖もみじ饅頭 高津堂」はいかがでしたか?
100年以上の歴史がある銘菓の「もみじ饅頭」は、廿日市市の歴史を感じることができる商品です。ぜひ味わってみてください。
さらに「もみじ饅頭」は、引出物やお祝い・プチギフトにもオススメです!高津堂サイトからでも買うことができます!福もみじや期間限定のもみじ饅頭も楽しめるので利用してみてください!
今回紹介しきれなかった、もみじ饅頭の中でも観光客に人気なのが、ホイップクリームとあんこがはみ出た冷たい「冷やしもみぢ」や、キットカットが挟まった「冷やしもみぢチョコ」です!あんことホイップは、最高の組み合わせと言われ、人気のようです!本当に美味しそうですね♪
もみじ饅頭は、他店舗でも販売されているため、【高津堂のもみじ饅頭】と食べ比べして楽しんでみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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