廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
皆さん、こんにちは!
毎度おなじみ、廿日市の魅力を伝えたいWEBライターです!
一気に暑くなって、夏が近づいてきましたね……!気温が上がってくるこの季節、冷たいビールが一段と美味しく感じられますよね。ビール大好きな飲んべえの著者にとっては、最高の季節です(笑)。
そんなビールの中でも、近年一大ブームになっているのが、クラフトビール!クラフトビールは、生産者さんのこだわりが詰まった、醸造所ごとの独特な風味やバラエティ豊かな味わいが魅力ですよね。
我らが宮島は、言わずと知れた美しい自然と歴史的なスポットが豊富で、観光地としても大人気のスポットですが、実は「宮島ブルワリー」さんという、クラフトビールの醸造所もある、クラフトビールの町でもあるんです。今回は、「宮島ブルワリー」さんの魅力と、主力商品であるクラフトビールについてご紹介します!
さらに記事後半では、クラフトビールの入門知識についてもお伝えします!
それでは、張り切っていきましょう!
宮島唯一のビール醸造所である「宮島ブルワリー」さんは、その名の通り、広島県廿日市市の宮島エリアにあります。
宮島といえば、厳島神社の大鳥居が有名で、毎年多くの観光客が訪れる場所です。廿日市コンシェルジュでも、厳島神社については、何度もご紹介していますね(笑)
そんな一大観光地である宮島にお店を構える「宮島ブルワリー」さんだからこそ、観光の合間に美味しいクラフトビールを楽しむことができちゃいます。これは、他のビール醸造所さんにはなかなか無い魅力ですね!
「宮島ブルワリー」さんでは、地元・宮島の素材を活かし、地域とのつながりを大切にしながらビールを醸造しています。そんな取り組みの甲斐あって、「宮島ブルワリー」さんのビールは、宮島の自然や文化を感じさせる味わいが魅力です!
「宮島ブルワリー」さんは、観光客だけでなく、地元の人々にも愛されるビール作りを目指しています。もしご存知なかった地元民の方は、ぜひ現地を訪れてみてくださいね!
=====================
宮島ブルワリー
住所:広島県廿日市市宮島町459-2
=====================
それではいよいよ、「宮島ブルワリー」さんで取り扱っている、主力のクラフトビールを4種、紹介していきます!
アルコール度数: 6%
IBU:47
弥山ドラゴンIPAは、アロマホップをふんだんに使用したクラフトビールです。
トロピカルフルーツや柑橘系の果物に似た、フルーティーで華やかな香りが特徴で、さわやかな香りの中にもきりっとした苦みが楽しめるIPAです。
著者は、香りが華やかかつ若干苦めのクラフトビールが好きなので、個人的に一番好みの商品です!
アルコール度数: 6%
IBU:30
広島県民の魂こと広島カープや、厳島神社の大鳥居に紅葉など、情熱と歴史が合わさった、鮮やかな赤色のビールです!(笑)実際に、広島県をイメージした色合いを目指したそうですよ。
柑橘やベリーを彷彿とさせる甘みのある香りが特徴で、フルーティーな香りを楽しめるクラフトビールですが、弥山ドラゴンIPAより若干苦みは抑えめで、苦みが苦手な方でも楽しめます。
カラメルやビスケットのようなモルトの風味も楽しめる商品です。
アルコール度数: 5%
IBU:8
バナナのような香りとフルーティーな風味が特徴の白ビールです。ヘッド(泡の部分)が非常にクリーミーで、滑らかな口当たりが楽しめます。
アルコール度数も4種の中では一番低く、苦みもほとんど無いため、クラフトビール入門にもピッタリ!
女性にも人気が高い商品で、口コミ人気はNo.1だそうですよ。
アルコール度数: 5%
IBU:33
宮島産の牡蠣むき身と牡蠣殻を使用した、とってもユニークな黒ビールです。これだけでは味の想像がつかないという方も多いかもしれませんね(笑)。
貝の味がするわけではなく、マイルドな口当たりとほのかな燻製香が特徴の商品です。牡蠣を感じさせるような、潮風に似た風味がビールに深みを与えています。
「潮風を感じるお酒って?」と訊かれると説明が難しいですね(笑)。お酒の種類は変わってしまいますが、オイスターバーで牡蠣にかけて食べるために使われるウイスキー「ボウモア」や、海をイメージしたウイスキー「スキャパ」を思い浮かべると、若干似ている部分があるかなと思います。
何はともあれ、百聞は一『飲』に如かず!お試しあれ!
クラフトビールを飲むときは、おつまみも楽しみの一つですよね。
ペアリング大好きな著者が選ぶ、主力4商品に合わせた超・個人的なオススメのおつまみもご紹介します。
弥山ドラゴンIPAには、スパイシーなタコスや炙ったベーコン!
広島レッドエールには、グリルチキンや、ラタトゥイユなどのトマト料理!
宮島ヴァイツェンには、ピッツァや、タルタルソース付きのフィッシュ&チップス!
宮島オイスタースタウトには、牡蠣のアヒージョや、スモークチーズ!
ぜひ参考にしてみてください!
普段あまりお酒を飲まない方や、他のお酒を飲む機会が多い方の中には、「クラフトビールに興味はあるけど、色々種類がありすぎてよくわからない……」と感じている方も多いのではないでしょうか?
クラフトビールにはたしかに様々な種類がありますが、ざっくりよく見るワードさえ覚えておけば、一気に自分好みのビールを選びやすくなりますよ!
今回の記事では、代表的なワードをいくつかご紹介します。
エールは上面発酵という製法で醸造されるビールで、フルーティーな風味が特徴です。
温度が高めの状態で発酵するため、風味が豊かになります。
レッドエール、ゴールデンエールなど様々な種類がありますが、ざっくり言えばお肉料理に合うビールが多いです。
例えば食事のメインがステーキやローストポークの日は、『○○エール』を探してみると外しにくいです!
IPAはホップの苦味が強く、柑橘系やトロピカルフルーツなど、フルーティーで華やかな香りがあるのが特徴です。今回ご紹介した中では、弥山ドラゴンIPAもこのスタイルのビールです。
こちらもセッションIPAやヘイジーIPAなど様々な種類がありますが、ざっくり言ってしまえば「クラフトビールっぽい」味です。クラフトビールを多く扱うビアスタンドなどでは、結構な割合で『○○IPA』が置いてあるのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
シーザーサラダやバーニャカウダ、生春巻きなど、比較的軽食に分類される食事と合わせやすい商品が多めです。ランチビールとして選ぶなら、個人的にはこのタイプがオススメです。
スタウトは非常に濃い色とローストされた麦芽の風味が特徴のビールです。いわゆる黒ビールはだいたいスタウトビールに分類されます。今回の記事では、宮島オイスタースタウトがこのスタイルにあたります。
スタウトビールは、製造段階でモルトを焙煎しているため、香ばしい焦げのような苦みと、濃い甘みがあります。カカオの割合が高い超ビターチョコレートを思い浮かべると、イメージに近いかと思います。
チョコレートやシュークリーム等の甘味や、焦げ目のある焼き鳥のような肉料理に合わせやすい商品が多めです。
また、他のビールが6~10℃くらいに冷やして飲むことが多いのに対して、13℃前後の高めの温度で飲むことが推奨されていることが多いです。濃厚・芳醇な香りが特長のビールなので、飲む少し前に冷蔵庫から出しておくとより美味しく楽しめますよ!
ヴァイツェンは小麦を使ったビールで、発酵由来のバナナのような甘い香りと、非常にクリーミーな泡が特徴のビールです。宮島ヴァイツェンもこのスタイルで、滑らかな口当たりが楽しめます。基本的に苦みは少なめなので、ビールの苦みが得意でない方にもオススメできるビールです!
ヴァイツェン種は酵母や小麦タンパク質がビールに残るため、細かな泡が多く、グラスに入れた時に若干曇りがかった見た目をしています。また炭酸も比較的強めです。
小麦の風味がしっかりと感じられるので、サンドイッチやピッツァなどの小麦製品と合わせるとより美味しく飲めることが多いです。
華やかな香りと甘みがあるので、著者はピクニックに持って行ったりしています!ぜひ試してみてくださいね。
IBUは「International Bitterness Units」の略で、ビールの苦味を測るための単位です。数値が高いほど苦味が強くなります。代表的なものでは、キリンビールがIBU 25と言われています。
今回紹介した商品の中だと、弥山ドラゴンIPAのIBUは47、宮島ヴァイツェンのIBUは8となっています。弥山ドラゴンIPAの方が苦い!ということです。
よく見るビール用語について、かいつまんでご紹介しましたが、いかがでしたか?
もし、もっと知りたい!と思った方は、下記のサイトもぜひ参考にしてみてくださいね。著者もビールに興味を持った時、よくお世話になったサイトです!(笑)
ビールの種類についてはこちら
ビールとペアリングについてはこちら
今回の記事では、宮島唯一のビール醸造所「宮島ブルワリー」さんについてご紹介しました。
「宮島ブルワリー」さんのクラフトビールは、どれも宮島の魅力を詰め込んだ特別なビールです。夏の訪れとともに、ビールでリフレッシュしながら、宮島の観光も楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事で興味を持った方は、ぜひ、「宮島ブルワリー」さんのオンラインショップから、「宮島ブルワリー」さん渾身のビールを楽しんでみてくださいね。
それでは、乾杯!
観光 2025/01/21
観光 2025/01/17