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画像引用:Perfumeオフィシャルサイト
皆さん、こんにちは!
地元広島を愛してやまない、Perfumeファン歴18年のWEBライターです。
さて皆さん、我らが広島が誇るアーティストであるPerfumeが、2025年の12月31日で、『コールドスリープ』(※活動休止)してしまうことをご存知ですか?
著者はPerfumeが本当に大好きで、ライブツアーも出演フェスもガッツリ全国追いかけるくらいのファンなのですが、このニュースを見た時は数分間固まってしまいました……。
Perfumeはこれまでにも何度か「解散か?」「休止か?」のような話が出たことはあるのですが……。それを経てもずっと3人で仲良く精力的に活動し続けてくれていたので、どこかで「ずっといてくれるんじゃないか」という期待感がありました。
『推しは推せるときに推せ』という言葉の重みがずっしりと圧し掛かってきます。
Perfumeのこれまで歩んできた『タイムカプセル』のような道筋、コールドスリープまでの『IMA IMA IMA』、そして今後の『無限未来』に向けて……。
地元・広島で生まれ育ったファンの視点から、広島とPerfumeの魅力をたっぷりご紹介します!
画像引用:Perfumeオフィシャルサイト
自分で書いておいてなんですが……『Perfumeってどんなグループなの?』って、ファンからするとめちゃめちゃ難しいテーマです(笑)。
細かく書き始めると、これだけで記事10本分くらい書けてしまいそうなので……Perfumeの来歴について、本当に一部分だけ、かいつまんでご紹介します!
まずPerfumeは、広島県のロコドル(ローカルアイドル)として結成したユニットです。
メンバーの「あ~ちゃん(西脇綾香さん)」と「のっち(大本彩乃さん)」、「かしゆか(樫野有香さん)」は、全員広島県のご出身なんですよ!
いちファンとしては、もうこれだけで広島に生まれてよかったな……という気分です。
元々「アクターズスクール広島」という芸能スクールの出身グループで、1999年、最初期の『ぱふゅ~む』が結成しました。当時は別のメンバーがおり、のっちさんは未加入だったんですよ。
その後、2001年に今のメンバー構成に変更し、2002年にアクターズスクール広島:もみじレーベルから、『OMAJINAI★ペロリ』というシングル曲でインディーズデビューしました。今のスタイリッシュ×テクノポップなスタイルからは想像しにくいタイトルですよね(笑)。
皆さんがよく知る今の形のPerfumeになるのは、2005年以降と言えるでしょうか。この年、Perfumeは『リニアモーターガール』というシングルで、メジャーデビューを果たします。しかしこのころはまだ、アイドル×テクノポップというジャンルが流行らず、メジャーデビュー後もほぼ下積みと言えるような生活を送っていました。
そして2007年、Perfumeに大きな転機が。皆さんもよく知る、代表曲『ポリリズム』をリリースしました。
それまでのPerfumeシングルは、CD売り上げが5,000枚にも届かないなど、正直鳴かず飛ばずといった売れ行きでした。しかしこの『ポリリズム』は、なんとオリコン週間ランキング7位を記録!
そしてこの年、Perfumeは当時アイドルとしては異例の、ロックフェス『SUMMER SONIC '07』に出演し、さらなる話題を呼びました。
この『SUMMER SONIC '07』でもポリリズムを披露したそうですが、なんとまだリリース前であったため、CD音源と会場の音源は違ったそう。
当時はまだ子供で、フェスに参加できなかったのですが、この『ポリリズム』をきっかけにPerfumeにどハマりした自分としては、歯がなくなるまで歯ぎしりできそうなほどうらやましいです。
その後、地上波ゴールデンタイムの音楽番組への出演を重ねたり、武道館でのライブを果たしたりと、みるみるうちに大スターへの道を駆け上り、2010年、ついに国内の女性グループとしては史上2組目となる、東京ドームでのワンマンライブを開催しました。
──と、まあここまででもまだ書きたいことは山ほどあるのですが……。
広島のキッズロコドルだったぱふゅ~むが、皆さんがよく知るPerfumeになるまでには、こんな物語があるんです!
地元・広島県民や、特に当時からずっと追いかけているファンにとって、どれだけ地元の誇りになっているか、ご理解いただけたのではないでしょうか?
画像引用:rockinon.com
さて、Perfumeの来歴がわかったところで……。
次は、Perfumeが持つ『ナナナナナイロ』の魅力を、ファンの視点で(なんとか絞って)ご紹介します!
まず、地元・広島を愛する者として、最も嬉しいのが……「今でも、ライブMCなどで広島弁を使ってくれること」!
ファンの比率が高いワンマンライブなどだけではなく、野外フェスのゲストアーティストとして登場した時なども、広島弁で喋ってくれるんです。
地上波のバラエティ番組や歌番組などでは標準語の時ももちろんありますが、現場ではガッツリ広島弁!特に、あ~ちゃんの元気いっぱいの広島弁ライブMCは、地元民の心を掴んで離しません。
地元民としては、やっぱり”推し”が地元の言葉を使ってくれると嬉しいですよね!
文字数がとんでもないことになるので、あと1つ!
あちこちで言われていることではありますが……やはり、Perfumeの大きな魅力はその「めちゃめちゃ高いパフォーマンス性」です。
ヒールで踊るのがすごい!などはよく言われますが、ホログラムやライト、レーザー、プロジェクションマッピングなどを駆使した、Perfumeならではの”近未来感”を演出するパフォーマンスに、生身で違和感なく溶け込むというのは、凄まじいことだと思いませんか?
MVや音源ももちろん最高なのですが、ぜひ一度ライブDVDなどを観てほしいなと思います!!!
さて、Perfumeは知っているけどあまり楽曲は知らないという方々のために、著者が独断と偏見で選ぶ、オススメの楽曲とMVをご紹介します!
①『ナチュラルに恋して』
画像引用:musictype
2011年リリースの曲です。このころのPerfume楽曲には今よりも近未来感は少なく、かわいらしさ×ダンス・エレクトロニクスといった曲調が主流でした。
この曲はまさにその頃のPerfumeらしい、少女らしさのあるかわいい歌詞と、軽やかな足取りを思わせるようなダンス・エレクトロニクスサウンドが魅力!MVもかわいいので、ぜひご覧くださいね。
②『Cling Cling』
画像引用:Perfumeオフィシャルサイト
どこか中華っぽいイメージのサウンドが多用された1曲で、Perfumeらしい可愛らしい声質と併せて、近未来感×銅鑼という新感覚を味わうことができます。
中田ヤスタカさんといえば、きゃりーぱみゅぱみゅさんのプロデュースも手掛けていますが、この年にきゃりーぱみゅぱみゅさんがリリースした『最&高』とどこか近いサウンドを感じられるので、交互に聴き比べてみても面白いですよ。
①『Pick Me Up』
画像引用:Perfumeオフィシャルサイト
こちらの楽曲は、百貨店の伊勢丹新宿店とのコラボ楽曲ということもあり、伊勢丹新宿店のショーウィンドウから始まります。
伊勢丹コラボならではのハイクオリティな衣装が目まぐるしく変わるさまと、摩訶不思議な伊勢丹ラビリンスの雰囲気が、いつ見ても楽しいMVです!
②『スパイス』
画像引用:ナタリー
深田恭子さんが主人公を演じたTBSドラマ「専業主婦探偵~私はシャドウ」のテーマソングとしてリリースされた楽曲です。
他のPerfume楽曲と比べてハウスと呼ばれる音楽ジャンル感が強いことも新鮮でした。またドラマの内容にぴったりマッチした歌詞と、ミステリアスかつ今でいう”ドリームコア”感のある、毒々しくてかわいいMVをぜひ見ていただきたいです。
画像引用:ナタリー
Perfumeのメンバーは全員が広島出身なので、広島にはファンにとっての「聖地」がいくつかあるんです!
地元民として、ぜひ聖地巡礼してみてほしい、おすすめのスポットを紹介します。
①旧広島市民球場跡地(エディオンピースウイング広島周辺)
2008年にPerfumeが開催したライブツアー「GAME」で、初のアリーナ公演を行った場所です。
現在はエディオンピースウイング広島が建っていますが、ファンにとってもPerfumeにとっても、大きな思い出の地なんですよ。
②そごう広島店(旧パルコ広島店)
なんと、デビュー前のPerfumeがイベントを行っていた場所です!
広島時代には、この場所でストリートライブやインストアイベントを行っていたこともあったそう。その時期から追っておけばよかった……!と悔やむばかりです。
③お好み焼き屋「あとむ」
Perfume行きつけのお店としてかなり有名なお好み焼き屋さんです!
TV番組「Youは何しに日本へ?」で、PerfumeファンのYouが来店していたことで、全国的に有名になりました。
入ってすぐの壁にPerfumeのサイン色紙もあるので、まだ行ったことが無いファンはぜひ訪れてみてくださいね!
画像引用:Perfumeオフィシャルサイト
さて、今回の記事では、Perfumeの地元・広島出身のいちPerfumeファンとして、趣味全開でPerfumeのご紹介をしてきました。
Perfumeのことが元々好きな方、Perfumeのことはそこまで知らなかったという方、どちらにとっても読みごたえのある記事になっていたらいいなと思います!
年内での『コールドスリープ』はとても寂しいですが、解散ではなくあくまでも活動休止。Perfumeの地元・広島で、ずっとずっと解凍を待ち続けていきます!
Perfumeのこれからの『Future Pop』を、またこれからPerfumeを待つ未来の『ネビュラロマンス』を、ファンとして楽しみにしています!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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