廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
皆さん、こんにちは。
廿日市市WEBライターです。
今回は『唯一無二~瀬戸に浮かぶMIYAJIMA海上テラス~』という10月11日(水)に行われる、一夜限りのイベントについて紹介します!
広島の伝統品をふんだんに使った、贅沢な体験ができる晩餐会です。
広島県廿日市市だからこそできる【自然と伝統工芸が織り成す、斬新な空間】を演出しているところが一番の見どころです。
イベントは、 唯一無二実行委員会(実行委員長:大島光人)が廿日市市の様々なご当地ブランドとコラボし「廿日市市の魅力を広める」事を目的に開催されます。
催しでは、船上で無形文化財である「神楽」などが披露されます。
元々、厳島神社では平安時代から『貴族達の管絃遊び』として御座船で優雅な管絃の音色が奏でられ、今ではお祝い事に船上での祭りを毎年、宮島では行っています。
現代版の管弦遊びが再現されるようで、豪華な装飾とともに歴史を感じられる有意義な時間になりそうです。
ぜひ今しか体験できないイベントに参加してみてください。
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晩餐会は「上田宗箇流茶会」から始まります。
広島県を代表する日本の武家茶道が美しい所作とお茶でおもてなしをします。
「上田宗箇流」の特徴である、江戸時代の武家屋からなるため利休の静中の美、織部の動中の美に対して、宗箇オリジナルの独特の美を茶道を通して披露します。
歴史ある「宗箇の茶」を心から体感できる貴重な時間になるでしょう。
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イベント中盤の食事楽しむ中、伝統の神楽の舞が晩餐会を盛り上げます。
廿日市市吉和地区には「神楽」という古くから伝わる伝統芸能を受け継ぐ「吉和神楽団」があります。
「吉和神楽団」は、海外公演や競演大会に出場し、いくつもの奉納神楽を行っています。
神秘的な神楽の舞が、晩餐の場に厳かな雰囲気を醸し出し、参加者たちの心を奮い立たせます。
ここでしか味わえない、日本の伝統と美食が交じり合う贅沢な時間が、訪れる人々を魅了することでしょう。
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吉和の渓谷で美しい清流に育てられた「わさび」は、さわやかな香りが鼻にぬける本物の味です。
雪解け水が流れる吉和の清流では、ヤマメなどの川魚の他にルバーブなども栽培されています。
そんな自然豊かな環境で採れるわさびは、専用のおろしですると、きめ細かい緑色の本わさびとなり、日頃何気なく口にしている練りわさびとは違う味を堪能できます。
ピリッと辛いわさびの葉っぱの漬物は、廿日市市の名物としてお土産にもオススメです。
ぜひ、廿日市市の「本わさび」を堪能してみてください。
さらに今回の晩餐会でもメイン料理になること間違いなしの贅沢な逸品が廿日市市の名物です。
広島県産のブランド牡蠣「かき小町」を使用します。
通常の牡蠣は夏に産卵し、また次の産卵に備えて栄養を蓄え直しますが、「かき小町」は産卵をしません。夏の産卵によって身が痩せず、通常の1.5倍という肉厚なサイズに成長。
養殖にて通年通して美味しい牡蠣を味わうことができます。
廿日市市宮島と対岸の大野の間に挟まれた大野瀬戸で採れた「大野瀬戸あなご」
冬場の寒暖差と瀬戸の強い潮流によって小エビや牡蠣が豊富で、それらを食べて育つ大野瀬戸あなごは、脂がのって柔らかいと言われています。
あなごの中でも、旨味が強いと言われています。
廿日市市では「あなご飯」として親しまれています。
濃厚な味が特徴の「大野あさり」
国が地域ブランドを守るために設けた、GI(地理的表示保護制度)に登録された名産品『大野あさり』を使用します。
大粒肉厚でふっくらとし、味が濃いのが特徴です。
宮島との間に広がる大野瀬戸。天然の干潟と穏やかな潮流に恵まれた産地にて、伝統の手堀りにこだわり、一つ一つ丁寧に収穫されています。
この廿日市名産の異色な食材をどのように調理し、もてなされるのか楽しみです。
今までに味わったことのない、味覚を感じることができるかもしれません。
※諸事情により内容の変更がある場合がありますがご了承下さい。
「NAKADO 中土 征爾(なかど せいじ)氏」
広島市に店舗を構える、フレンチの名店「NAKADO」のシェフ。独学でフランス料理を修め、渡仏しブルゴーニュの一つ星レストランで修業。2020年に広島市に、自身の集大成として「NAKADO」をオープン。 ゴ・エ・ミヨ2021からトック3を獲得。 食べログアワード2023ブロンズ受賞。 ヒトサラベストシェフ&レストラン2022-2023受賞。
「atirom Tokyo ⾼橋 七洋(たかはし ななひろ)⽒」
洋⾷の⽼舗「⼩川軒」で、8年間洋⾷の神髄を学ぶ。その後、ワイン愛好家の聖地と⾔われる銀座「シノワ」の料理長に30歳の若さで就任。
20年間のキャリアを経て、「石かわ」グループ「レストランナンペイダイ」料理長、「NK」の立ち上げを経て、現在⾄る。
「鮨稲穂 親方:三原美穂」
ミシュランガイド広島・愛媛 2018 特別版 ミシュランプレート / ゴ・エ・ミヨ2020
3トック 15/20 / G7広島サミット2023 において海外ゲストにふるまう県産食材の試食調理を担当(メインシェフ)。
瀬戸内海の諸島「江田島」で産まれ育ち、漁と身近な鮨職人。
皆さん、広島を代表する名店を築いてきた方達です。廿日市市名産の食材をどのように活かし、調理されるのか、とても楽しみです。
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晩餐会に使用されるお皿やカトラリーは、広島伝統の「お砂焼き」や漆塗りの酒器・家具ブランドがつくる「木工の箸とスプーン」が使用されます。
世界でも技術を認められている職人が作る器は、料理の引き立て役となるでしょう。
伝統工芸として受け継がれる「作品」を楽しみながら料理を堪能ください。
広島の伝統の砂が練り込まれている「お砂焼き」
お砂焼きは、広島にゆかりが深く、厳島神社御用窯「宮島御砂焼」というものがあります。
G7サミット広島にて『折り鶴ランプ 燈』が贈呈されましたが、同じ窯のお砂焼きでつくられていて、古くから伝わる「お砂返し」のメッセージが込められています。
さらに漆芸をもつ高山尚也さんは、日本の伝統工芸の技術を受け継ぎながら、安芸モダンという斬新な漆器を作る気鋭の作家です。
広島の伝統工芸品が誇る、美しい酒器「漆器」と「お砂焼き」で料理をより華やかに引き立てる、こだわりづくされた晩餐会をお楽しみください。
さらに廿日市市の食材を堪能するために、広島市の家具メーカー「マルニ木工」がつくった「箸とスプーン」が使用されます。
「マルニ木工」は、日本独自の「木」に着目し、今では世界各国でも展開されるコレクションを多く展開しています。米アップルの新本社「アップル・パーク」にも椅子を発注されるほど人気があるブランドです。
「マルニ木工」は、元々1982年に廿日市市に「昭和曲木工場」が創業され、91年から広島市に本社を移転。当時も、木を自在に曲げる高い技術があり、2028年には創業100周年を迎える歴史あるブランドです。
そんな廿日市市ゆかりの日本代表する「マルニ木工」が今回のイベントに特注で「木工のスプーンと箸」を作ってくださいます。
木にこだわるブランドだからこそ、実現できるなめらかで心地よい口触りが感じられるでしょう。
そんな世界にひとつだけの「木工のスプーンと箸」は、来場者にプレゼントされるようなのでお楽しみに。
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「唯一無二~瀬戸に浮かぶMIYAJIMA海上テラス~」
日時 2023年10月11日(水)16:00〜2023年10月11日(水)20:00
会場 廿日市市宮島
価格 30万円(税別)/人
予約はこちら
主催 唯一無二実行委員会
16:00 宮島口桟橋集合
17:00 台船上陸&上田宗箇流茶会
17:40 オープンセレモニー
18:00 一夜限りのコラボコース料理スタート
19:00 神楽鑑賞
20:00 料理終了
20:00 台船下船、船移動、各々宿泊先へチェックイン
一夜限りのイベントに、ぜひ参加してみてください。申し込みはこちら。
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