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画像引用:マクドナルド公式サイト メニュー情報
こんにちは、広島市在住のフリーライターです。
最近ネットニュースを眺めていたら、ふと目に留まったのが「広島駅前のマックが日本一高い場所にあるらしい」という話題が。
東京や大阪のような、高層ビルが集まっている場所ならともかく、広島でそんな“日本一”が取れるなんて、ちょっと意外じゃないですか?
というのも、マクドナルドってどこに行っても安定感のあるそっくりな店構えで、いい意味で“全国共通”な安心感がある。でも、だからこそ、自分がよく行く店舗が「実はここ、全国で唯一の○○なマックなんです」って言われたら……、急にテンション上がっちゃいませんか?
というわけで今回の記事では、そんな“日本一○○なマクドナルド”たちを集めてみました。
広島県民として自慢したくなる店舗から、「え、あそこのマックってそうなの!?」という驚きまで。軽~いノリで読める雑学記事として、ちょっとした暇つぶしにどうぞ。
画像引用:食べログ
まずご紹介したいのが、地元・広島が誇る“日本一”。
その名も、「マクドナルド 広島駅前福屋店」です。
場所はJR広島駅からすぐ、百貨店・福屋の11階。
この店舗、なんと全国のマクドナルドの中で最も高い階にあるお店なんです!
なんとなくですが、マクドナルドって1階か2階の、たどり着きやすい位置にあるイメージじゃないですか?
実際、僕も「11階にあるマック」って人生で初めて見た気がします。
加えて言えば、百貨店のレストランフロアにマクドナルドがあるっていうのも、なかなか珍しい気もします。ちょっと高級感ある気がしてきますよね(笑)。
しかもこれ、元々わかって作られたわけではなく、マクドナルド広島駅前福屋店の社員さんがある日ふと「そういえばここ、全国で一番高層階にあるんじゃ?」と思い立ち、日本マクドナルドに正式に調査を依頼したところ、ちゃんと確認が取れた……という経緯で、『日本一高いマクドナルド』とわかったそうです。
今では福屋の公式SNSや看板にも「日本一高いマクドナルド」の文字が掲げられていて、ちょっとした“ネタスポット”にもなっています。
この店舗、実際に窓側の席に座ると、眼下に広がる広島の市街地を一望できます。
僕も先日、仕事の合間にここでアイスコーヒー片手にぼーっとしてたんですが、一息つきつつ上から街並みを眺めると、不思議と“いい仕事した気分”になるんですよね(笑)。
気分的には、洋画に出てくる、ニューヨークのエリートくらいの高揚感です。
観光客の方にもおすすめで、広島駅で新幹線の待ち時間ができたときに寄るにはちょうどいい。
ちょっとした時間つぶしに「ここが日本一高いマックか…」とポテトでもつまんで、お土産話のストックを1つ増やしてみませんか?(笑)
マクドナルド広島駅前福屋店、フロア面積としてはそこまで広くはないんですが、比較的空いてることが多くて穴場感もあります。
コンセントが使える席もあり、ちょっとした作業にもぴったり。静かなので、観光ついでに立ち寄ったビジネスパーソンっぽい方や、買い物帰りのご年配の方もちらほら。
広島にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
画像引用:上越妙高タウン情報
お次は、広島の『広』にちなんで、日本一『広い』店舗です。
都会の方だとあまり見かけないかもしれませんが、たまにものすごく広いマクドナルドってありませんか?
特に旅行先などで、地方都市を車で走っていると、「このマック、駐車場だけで野球できるじゃん!」みたいな場所に出くわすこと、ありますよね。
そんなめちゃ広マクドナルドのなかでもぶっちぎりのスケールを誇るのが、新潟県上越市にある「マクドナルド上越店」。なんと、『店舗の』面積だけでおよそ5000平方メートル!これは一般的なコンビニが20店舗ぶんくらい入る広さだそうですよ。
建物の中には166席分の客席に加えて、2レーンのドライブスルー、マックカフェ、プレイランド(子ども用アスレチック)まで完備。特にこのプレイランドがすごくて、天井の高さがなんと5メートル。これは全国のマクドナルドの中でも最高クラスだそうです。
僕は行ったことがないのですが、クチコミを見ていると、「テーマパークかと思った」「1時間じゃ回りきれない」みたいな感想もあって、だんだん“観光地”として気になってきました(笑)。
マクドナルドに行く理由が「ビッグマック食べたいから」じゃなく、「日本一広いマクドナルドに行ってみたいから」になってますね。
ちなみにこの店舗では、マックデリバリー専用の軽自動車も導入されているそうです。都市圏のデリバリーは自転車で走っているイメージですが、地方は走行距離も違うんでしょうね。
プレイランドのおかげで子どもを連れて行っても楽しめますし、友達と「このマック、広くない!?」って言いながら回るのもアリですよね。個人的には、広島から遠くても、“マック旅”のために訪れてみたい店舗No.1です。
画像引用:東京モーターショー公式サイト
さて、次はちょっと毛色の違う“日本一”をご紹介します。
それが、1991年に開催された東京モーターショーの会場内に出現した、期間限定のマクドナルド店舗です。
場所は千葉県・幕張メッセ。この年のモーターショーは約200万人以上の来場者を記録した超ビッグイベントで、そこに出店したマックが1日で叩き出した売上が、なんと1,592万円。
2024年時点の、全国のマクドナルド店舗ごとの平均月商は約1,800万円とのことなので、ほぼ1ヶ月分を1日で売り上げたことになります。
……この数字を見てまず思ったのは、「この日だけで何本のポテトが揚がったんだろう」でした(笑)。
マックのポテトMサイズは約135gほどと決まっているようで、ポテト1本あたりの重量は約 1.1〜1.5g とされています。
つまり単純計算で、ポテトMサイズ1つごとに、 約104本前後のポテトが入っていることになります。
そう考えると、ポテト10万本くらいは揚がったのかなあ……ポテト好きには夢のような空間ですが、当日のクルーさんの気持ちを考えるとゾッとしますね(笑)。
もちろん、この店舗はイベント期間中の限定出店だったので、今はもう存在していません。
でも、1日で約1600万円売り上げたマックが実在したという事実は、日本マクドナルドの歴史にしっかりと刻まれているんです!
僕もイベント会場とかフェスの出店ご飯が好きなタイプなんですが、「あのイベントのあの店はヤバかった」みたいな記憶って、時間が経ってもずっと残るんですよね。
この“伝説のマック”も、当時の来場者やクルーの記憶に強烈に焼き付いてるに違いありません。
ちなみにこの東京モーターショー店、「当時としては異例のオペレーション人数」で回していたらしく、現場はさながら戦場。レジの後ろはもはやキッチンではなく、“工場”状態だったっていう話もあります。“マクドナルド版コミケ”というか……想像するだけで大変そうですね。
画像引用:マクドナルド公式サイト
「ハッピーセットの売上が日本一」って聞くと、なんだかちょっとほっこりしますよね。
それが、千葉県流山市にある「マクドナルド流山おおたかの森店」です。
流山市はここ数年、都心へのアクセスの良さや自然環境のバランスの良さから、“子育てしやすい街”として大注目されてるエリアだそうです。
この店舗はそのど真ん中に位置していて、休日ともなるとファミリーでにぎわう“親子の社交場”状態。
2020年にはついに、ハッピーセットの販売個数が全国1位に輝きました。
たしかにあのミニおもちゃ、地味に集めたくなる魅力あるんですよね…。
この記事を書いている最中は『ちいかわ』と『マインクラフト』がコラボ中で、大人気だそうですね!
僕もマイクラは6000時間以上プレイしているので、この記事を書き終わったら買いに行ってみようかなと思います。
マクドナルド流山おおたかの森店は、クチコミでも「子ども向けサービスが手厚い」「スタッフが子どもにやさしい」といった声が多く、店舗全体が“育児を応援してくれる”雰囲気に包まれているのが伝わってきます。
こういう“地域に根差したマック”って、ファストフードの枠を超えて、小さなコミュニティの拠点みたいな存在なんだなと思わされますね。
画像引用:マクドナルド公式サイト メニュー情報
正直、この記事を書く前は、「マクドナルドの店舗ごとにそんなに大きな差なんてあるの?」と思ってました。
でも調べてみると、意外と奥が深い……!
広島駅前の福屋店が“日本で一番高い場所にある店舗”だったり、ハッピーセットがめちゃくちゃ売れている店舗があったり。
最近では、『なぜか格段においしいマクドナルド』なんてのも、Xで話題になっていましたね。
こういう話って、ちょっとした雑談のネタにもなりますし、旅先で立ち寄る理由のひとつにもなると思うんです。
「え、ここの近所って、あの日本一○○なマックあるんだ!」って気づけたら、ちょっと得した気分になりませんか?
マクドナルドは、どこにでもあるぶん、特別なことってなかなか意識しないもの。
でも、だからこそ「実はココだけ」っていう話には惹かれるし、つい人に話したくなってしまいます。
今回ご紹介した店舗は、どれも地元の暮らしとつながっていて、ちょっとだけ“その土地らしさ”がにじんでるのが面白いところですよね。
いつものマックでも、いつもと違う視点で見てみると、意外な発見があるかもしれません。個人的には、『えびフィレオが日本一おいしいマクドナルド』があったら、情報を知りたいです。どなたかご存知でしたら教えてください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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