廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
廿日市市には、世界遺産である厳島神社、自然豊かな弥山など、外せない観光スポットが詰まっています!!
せっかく6月に廿日市市に旅行に行くなら、「特別な思い出」を残したい!
そんなあなたに、年に1度、毎年6月に廿日市市で行われるイベントをご紹介します!
1年に1度しかない、人が沢山集まる祝い事のイベントは、とても楽しく、明るい気持ちでいっぱいになる旅になること間違いなしです!!
今回の記事では、6月に廿日市市で行われるイベントと、イベントに関する豆知識をご紹介します!6月に廿日市市に行かれる方も、6月に廿日市市に行けない方も楽しめる豆知識が詰まった記事になっているので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!
【イベント日時:6月10日 14:00~ アクセス:広電地御前駅 徒歩約10分】
最初にご紹介する、廿日市市で6月に行われるイベントは「御陵衣祭(ごりょうえさい)」です!御陵衣祭は、旧暦の5月5日(端午の節句の日)、現在の暦では6月10日に、廿日市市の地御前神社で行われます!御陵衣祭は別名「馬とばし」ともいわれ、馬に乗って弓で的を射る「やぶさめ」のお祭りです。露店が並び、地元の人や国内外からの観光客で賑わいます!
引用:じゃらんnet
宮島は、その昔、島そのものが神としてあがめられており、人が立ち入ることが出来ませんでした。そのため、島の外から拝むことが出来るように宮島の対岸に造られたのが、地御前神社です。
厳島神社の外宮ではありますが、マイナーな神社なので、普段は人が少なく、厳かで、静かな雰囲気でとても落ち着くことが出来る空間です!廿日市市の穴場観光スポットです!
引用:中津川市苗木遠山資料館
やぶさめとは、中世の武士が狩りに出かけるときに着用した衣服(狩装束)に身を包み、騎手が馬を走らせながら3つの的を次々に射る、伝統的な神事です!
中世までの武士が戦う際には、全力で走る馬にまたがりながら弓を射る技術が必要不可欠でした。馬術と弓術の技を競い合い、技術を高めるイベントとして始めたのが、やぶさめの始まりであるといわれています。
武士同士の技術を競い合うだけではなく、神事として、病気平癒や五穀豊穣、天下泰平など様々な願いが込められて行われてきました。全国的には、鎌倉市の鶴岡八幡宮で毎年9月16日に行われる「流鏑馬神事」が特に有名です。
廿日市市の御陵衣祭では、馬と騎手の安全を配慮し、止まっている状態で行います!!
通常の走りながらのやぶさめでは、馬が目の前を通り過ぎるのは一瞬ですが、廿日市市の御陵衣祭では、馬の近くでじっくりと見学することが出来ます!!
6月に廿日市市に遊びに行く際は、ぜひ予定を合わせて御陵衣祭に行ってみてください!
男性が力試しをする伝統的なイベントとして行われるやぶさめですが、近年では伝統や儀式にこだわらず、スポーツとして女性も参加することが出来る身近なイベントになりつつあります!!女性が颯爽と馬にまたがる姿、すごくかっこいいですよね!
伝統を大事にしながらも、時代に合わせて多様に変化させていくことも、文化を来世に繋げていくためには重要なことだと考えさせられました!!
引用:毎日新聞
【イベント日時:6月15日 11:00~ アクセス:観光フェリー宮島桟橋駅 徒歩15分】
引用:じゃらん
次にご紹介する、廿日市市で6月に行われるイベントは、「弘法大師降誕会いろは祭」です!廿日市市屈指の観光地である宮島で、最も古い歴史を持つ大聖院で行われます。
弘法大師とは、平安時代初期の僧侶である空海のことです。「弘法大師」というのは、空海の死後に天皇が授けた送り名です。大聖院は、空海が日本に広めた真言宗の寺院であり、いろは祭は空海の生誕祭として古くから大事にされているイベントです!!キリスト教でいう、クリスマスのようなイベントです!
引用:じゃらんnet
真言宗を開いた空海は、数々の常人離れした伝説がある僧侶です。
例えば、「水不足の村で、空海が杖をコンコンとつくと水が溢れ出てきた」「空海が岩盤を杖でコンコンとつくと、熱湯が病気に効く温泉になった」など、全国各地で300を超える伝説があるといわれています。実話を脚色したものだと考えられていますが、ここまでの伝説が沢山出てくる空海とは、一体何者なのか、その生涯についてご紹介していこうと思います!
引用:大本山 弘法寺
・0歳 :香川県で生まれる
・15歳:勉強がとても出来る神童
・18歳:お役人になるために大学に進学
・20歳:大学を中退、ある修行僧との出会いから私度僧(政府の許可を得ていない僧侶)に
・20歳:四国での修行中に神秘体験をする
(菩薩の化身が口の中に飛び込み、自分の意識が大宇宙に溶け込んでいった)
・31歳:唐(中国)に留学 偶然欠員が出た船に乗る
・32歳:真言宗の元となる、密教をわずか3ヶ月で体得 最高位になる
・33歳:留学を2年で切り上げ帰国 真言宗を地道に布教
・34歳:寄付で資金を集め、高野山にお寺を造る
・51歳:庶民のための教育施設を建てる(→日本で最初の塾)
・62歳:自分が死ぬ日にち、時刻を予言し、その通りに亡くなる
空海は「真言宗」を日本に広めただけではなく、人々のためにため池を造ったり、誰でも勉強をすることが出来る施設を建てたりと、人々の生活や文化にも沢山の功績を残しています。日本最古の漢字辞書を作成した1人も、空海であると言われています。
こうした功績が沢山の人に伝わり、沢山の人に感謝され、沢山の人に愛され、沢山の伝説が生まれたのかもしれませんね!
【イベント開催日時:6月15日、6月16日 11:00~17:00 アクセス:大野浦駅 徒歩15分】
引用:ジモティー
最後にご紹介する、廿日市市で6月に行われるイベントは、「廿日市おばけ屋敷」です。こちらのイベントは、ジモティーで紹介されていた地元の方が作成したお化け屋敷です。
廿日市市の海から這い上がってきた海苔男..........
全身から「ポツン。ポツン。」と滴り落ちる濁った海水と、まとわりついた海苔を貪る男が、、ジワリジワリと近づく.......
300円でおばけのシューティングをすることができたり、500円でおばけとチェキがとれるそうです!斬新ですね!!ユニークな廿日市市旅行になること間違い無しなので、予定が合う方はぜひ行ってみてください!
会場は、まちの駅ADOA大野という、廿日市市にあるイベント施設です!
今回の記事では、6月に廿日市市で行われるイベントについてご紹介してきましたがいかがでしたか??
歴史ある伝統的なイベントから、地元の方たちと交流出来るニッチなイベント、さらにそれにまつわる豆知識までご紹介しました!!6月に廿日市市に行かれる際は、ぜひ参考にしてみてください!
個人的には、6月に行われる「廿日市お化け屋敷 海苔男」に行ってみたいです!!私は海苔が大好物なのでおばけを食べてしまうかもしれません!笑
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