廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
皆さん、こんにちは!
廿日市生まれ廿日市育ち、宮島のシカはだいたい友達!毎度おなじみ、廿日市の魅力を伝えたすぎるWEBライターです!
いよいよ紅葉も本番、宮島の観光シーズン最盛期に突入ですね!宮島だけでなく、広島駅周辺にも、国内外から訪れたカメラを携えた観光客の姿がたくさん見られるようになっています。
地元民としては、人の多さに毎回驚かされつつも、我らが廿日市・宮島が大注目を浴びていて、嬉しい限りです。
このメディアを読んでいる皆さんの中にも、廿日市や宮島での観光を計画していて、情報収集中の方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、宮島は一大観光地。日本三景のひとつにも数えられるというだけあって、観光情報はインターネット上にあふれかえっています。
宮島観光が初めて!という方だと、情報の取捨選択も難しいですよね。
ということで今回は、元・旅行代理店のツアープランナーである私が、実際に「広島空港に到着してからの宮島観光」という想定で丸一日現地に赴き、観光プランを組んできました!
ぜひ、参考にしてみてください!
「いきなり朝早いよ!」と思った方、すみません(笑)。
後ほど改めて書きますが、宮島観光における最高のランチスポットのひとつ『あなごめし ふじたや』のために必要なので、一旦飲み込んでください。
広島空港に到着したら、まずはシャトルバスに乗って、広島駅を目指しましょう!
片道¥1,450ですが、往復券だと¥2,620になるので、¥280お得です。
シャトルバスを待つ間に、もみじ饅頭の自販機で糖分補給をしておくと、この後の宮島観光のエネルギーを補給できますよ。
広島空港から広島駅までは、およそ50分ほどで到着します。
宿泊場所にもよりますが、宮島観光の際には、基本的には広島駅のコインロッカーに大きな手荷物を置いてから行動することをオススメします!
宮島口に到着後は、コインロッカーの空きを見つけることがかなり難しいです。必要なものだけ持って、身軽になってから宮島に向かいましょう!
広島駅からは、たいてい山陽本線に乗って、宮島口駅に向かいます。
広電宮島口駅を使うルートもあるので、乗り換えに都合のいい時間を調べておきましょう!電車代はほとんど変わりませんので、お好きな方で問題ありません。
山陽本線の場合は、我らが地元の名前を冠した廿日市駅を過ぎて3駅で到着します。
宮島口駅から歩いてすぐ、フェリー乗り場から宮島に向かいましょう。
フェリーにはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2種類がありますが、お好みで大丈夫です。すぐ来る方に乗ればOK!
さて、いよいよ宮島に上陸です。
上陸したら、まず最初にすることは……ダッシュです!!!
ランチする予定の「あなごめし ふじたや」は、宮島島内のけっこう奥にあります(歩いて10~15分)。ゆっくりしていては、ネームボードに名前を書くのが遅れてしまいます。
フェリー乗り場の敷地を限りなく安全な早歩きで抜けたら、周囲の安全に気を付けつつ、走ってください。
観光地とは思えない速度で走ってもいいですが、誰かにぶつかったり、転んだりしない程度に抑えてくださいね。
「あなごめし ふじたや」のネームボードに名前を書いたら、とりあえず一安心。すぐ近くの厳島神社に向かいます。
このくらいの時間だと、時期にもよりますが、だいたい潮が満ちかけくらいのことが多いです。運が良ければ、靴が濡れないギリギリまで近づきつつも、水面に鏡写しになる大鳥居を撮影できますよ。
宮島の象徴ともいえるこの大鳥居、ぜひ堪能してみてくださいね。潮位に関しては、こちらのサイトで予報が出るので、ぜひ参考にしてください。
ただしゆっくりしすぎると、名前を呼ばれる時までに戻れないので、ほどほどに!
鳥居の撮影が済んだくらいで戻り、境内散策は後からというのも手だと思います。
いよいよ宮島観光の要、お昼ご飯です!
「あなごめし ふじたや」は、宮島のあなごめし店で唯一ミシュランの星を獲得している、老舗の名店です。
店内は落ち着いた雰囲気で、母屋と離れの間に小さなお庭もあり、ゆったりと食事を楽しめますよ。
今回、開店時刻の11時より30分も前に名前を書いたわけですが、それでも入店できたのは11:40頃でした。
名店なだけあってかなり並びますので、しっかり時間の調整をして向かいましょう!
朝が早かった理由がお分かりいただけたかと思います(笑)。
肝心のあなごめしは、ふわふわの身に秘伝のたれがかかって絶品!
提供までの時間に頼んだ小鉢、穴子の南蛮漬けも非常に美味しかったです。著者はもう子供のころから何度も来ていますが、いつ来ても大満足!
宮島観光の際には、ぜひ訪れてほしいお店です。
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広島県廿日市市宮島町125−2
不定休
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ご飯を食べたら、腹ごなしもかねて、歩いて島内散策に繰り出しましょう!
宮島の島内には大小さまざまな寺社仏閣がありますが、今回はその中から大聖院をご紹介します。
境内の石段沿いには無数のお地蔵様が並んでいて、まさに圧巻!
また手すりに沿って、マニ車という、「1回まわせば1本の経典を読んだことになる」装置がずらっと設置されています。せっかくの宮島観光ですから、この機会に、徳を積めるだけ積んでおきましょう!(こんな邪念で回しても、効果があるかは怪しいところですが……)
特に家族や恋人と訪れる方には、自分のお気に入りのお地蔵様を見つけながらの散策もオススメです!
個人的に、今回はこのハッピーそうなお地蔵様をナンバーワンとさせていただきます。
お試しあれ!
石段をたくさん歩いて小腹が空いてきたら、宮島表参道商店街に向かいましょう!
この時期は特に観光客が多いですが、それ以上に素敵なお店がたくさんあるので、人混みが苦手な私でも耐えられます。
もみじ饅頭を食べたり、牡蠣を食べたり、食べ歩きにはもってこいです!
また、成人している方でお酒が好きであれば、ぜひ宮島ブルワリーさんでご当地クラフトビールの飲み比べをしてみてください!
(↑左からオイスタースタウト、DEER BEER、弥山ドラゴンIPA)
好きな3種類を選んで頼めるこちらの飲み比べセットは¥1,200!
著者は毎回この3種類ですが、ぜひ色々試してみてくださいね!
※この後の観光のことも考えて、くれぐれも酔いつぶれないように!
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MIYAJIMA BREWERY(直営店)
広島県廿日市市宮島町459-2
年中無休!
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さて、実は日が暮れた宮島は、けっこう足元の視界が悪くなります(笑)。
これからの寒い時期には、名残惜しい気持ちを惜しみつつ、気持ち早めに島を出るのも安心安全な観光プランに重要です!
※宮島にご宿泊の方は気にしなくて大丈夫です。
時間帯をうまく調整すれば、フェリーから夕焼けの海に浮かぶ大鳥居を見ることも出来ますよ。
宮島口のフェリー乗り場に到着したら、駅まで戻りましょう!
駅前にコンビニがあるのですが、コンビニ内で様々なもみじ饅頭や瀬戸内レモンアイスなど、コンビニとは思えないほどご当地商品を取り扱っています。これも観光地ならではですね!
ここでおやつを買って、食べながら電車を待つのもオススメ!
ちなみに、著者が今回買ったおやつはこちらです。
美味しかったです。
いかがでしたか?
今回は、元・旅行代理店勤務の著者による、宮島観光のモデルコースのひとつをご紹介しました。
宮島観光が初めての方でも、宮島の魅力を存分に味わえるコースになっていると思いますので、ぜひ参考にしてくださいね!
皆さんの宮島観光がより良いものになることを願っています。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
ネット情報 2024/12/03
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