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春、満開の桜の下で──今年もはつかいち桜まつりへ!

観光 2025/04/22 #公園 #映えスポット #Instagram #イベント #お祭り #名所

今回は、廿日市市で開催された「はつかいち桜まつり」に参加してきたので、その様子をレポートします。​晴天に恵まれた当日、住吉堤防敷の桜並木は満開で、多くの来場者で賑わっていました。​ステージイベントや飲食ブース、動物ふれあい体験など、家族連れや友人同士で楽しめる内容が盛りだくさん!​この記事では、私が実際に体験した祭りの魅力を、写真とともにお伝えします!
 

はじめに

こんにちは、廿日市出身・広島在住のWEBライターです。

最近、いきなり暑いですね!春って毎年明るい気持ちになれて大好きなんですが、年々短くなっている気がします。

 

そんな初夏の気配すら感じる今日この頃ですが、1カ月弱前の『はつかいち桜まつり2025』の記事、お読みいただいた方はいらっしゃるでしょうか。

 

毎年春が近づいてくると、著者がそわそわしてチェックするのが「はつかいち桜まつり」の開催情報。今年ももちろん春服を引っ張り出して、カメラを片手に朝から廿日市へと向かいました。

まあ、皆さんにはつかいち桜まつりをオススメする記事を書いた以上、行かないわけにはいきませんよね(笑)。

 

今年のはつかいち桜まつりはお天気に恵まれ、まさに快晴!

会場近くの住吉堤防敷に着くと、雲ひとつない空の下、満開の桜が視界いっぱいに広がっていて、もうその時点でテンションが上がりまくりです。お祭りの雰囲気って、非日常感があって好きなんですが、やっぱりその中でもはつかいち桜まつりの雰囲気は、春の陽気と花が相まって、別格の高揚感です。

 

会場内には『さくらステージ』と『さつきステージ』の2つのステージが設けられていて、それぞれ地元の団体による演目やセレモニーが準備されていました。

通り沿いには飲食ブースや体験コーナーもずらり。もう見るからに「これはのんびりしてたら回りきれないな」と確信しました(笑)。

 

はつかいち桜まつりには、僕自身、両手に収まるかわからないくらい参加してきていますが、年々パワーアップしている気がします。

今年は友人と3人での参加でしたが、ひとりでも十分楽しめそうな空気。

今回は運営さんから撮影などへのご協力もいただけたので、取材も兼ねて、がっつり楽しんできました!

 

住吉堤防敷の桜並木が美しすぎた件

はつかいち桜まつりのレポをするにあたって、まず触れないわけにはいかないのが、会場となっている住吉堤防敷の桜並木。

ここの桜は、廿日市市内の中でも、頭ひとつ抜けて圧巻なんですよ。今年のはつかいち桜まつりはタイミングもドンピシャで、まさに満開ど真ん中。前日の雨も残らず、枝先の一つ一つまで花が開いていて、まさに春の本気を見たというような気分になりました。

 

個人的には、桜の名所って「綺麗だけど人が多くて疲れる」イメージがある方も多いのではないでしょうか。

しかし住吉堤防敷はそこまでギュウギュウ詰めにならず、ゆったり歩けるのがおすすめポイント!川沿いをずっと歩ける遊歩道もあって、家族連れやペット連れの人も多く、ピクニックしている方もちらほら。

特に、小さなお子さんがいるご家庭などは、比較的安心してお花見ができるお祭りだと思います!

一時期、東京都に住んでいた頃、目黒川でお花見をした事があるのですが、とんでもない人混みですぐ帰ってしまった記憶があります。住吉堤防敷の桜は、そんな都会の桜の名所に負けず劣らずの見事な桜を楽しみながら自由に歩ける、最強のお花見スポットです。

 

僕もお祭りに向かいがてら、少しだけ道を外れて、人の少ないところで桜をぼーっと眺めていました。

花の香りと川の流れる音、遠くから聞こえるお祭りのざわめきって、めちゃくちゃ癒されるんですよ。カメラを構えている人も多く、ついでに僕も映える構図で撮ろうと粘ってみました。こちらがその写真です。

 

満開ドンピシャの開催だったこともあって、今年は特に、「写真に残したくなる桜」だったなという印象です。

はつかいち桜まつりって、こんなに癒されるイベントだったっけ?と思いながら、桜のトンネルを抜けて、お祭りの本会場へと向かいました。

 

華やかな開会式でスタート!

ステージイベントのトップバッターは、さくらステージでの開会式。

舞台上には地元の関係者の方々がズラリと並び、ステージからも会場からも、オープニングセレモニーの高揚感がビシビシ伝わってきます。

 

特に印象的だったのが、開会の挨拶で語られた「地元の力でつくる祭り」という言葉。こういう地域イベントって、企画・運営・準備の大変さは想像以上なんだろうなと思うんですが、それでも毎年続いているのって、やっぱり地元・廿日市の人たちの“愛”ですよね。

 

開会式のあとは、廿日市各所の子どもたちによる合唱やダンスなどのパフォーマンスも。ステージ上の緊張感と、それを応援する家族や友人たちのまなざしがあたたかくて、僕もちょっと胸が熱くなりました。

 

こういう光景を見ると、「ああ、廿日市で育つ子たちは幸せだな」って思います。イベントって、ただのエンタメじゃなくて、地域の記憶になるものですよね。

今年の開会式も、そんな“始まりの瞬間”として心に刻まれました。

 

動物ふれあいブースで癒しのひととき

はつかいち桜まつりの魅力は、屋台とステージだけじゃないんです。

今回とくに印象に残ったのが「動物ふれあいブース」でした。会場の一角で、子どもたちの笑い声が響いている方向に引き寄せられるように近づくと、そこにいたのは……アルパカ

白くてモコモコの毛に、ちょっと気の抜けたような優しい表情、やたら長くてアンニュイなまつ毛。

最初は「なんかアルパカいる!かわいい!」とテンションが上がったんですが、近づいた瞬間、「あ、ちょっと……香ばしいぞ?」という独特なにおいが(笑)。

でも、それも含めてどことなく愛おしい。小さな子どもたちが「かわいい〜!」と声を上げながらおそるおそる触っている姿も微笑ましくて、ついこちらもニコニコしてしまいました。

注意書きにもある通り、ツバ攻撃を食らわないかひやひやしましたが、なんとか大丈夫でした。

 

アルパカ以外にも、ヤギやウサギ、モルモットなどもいて、地元の方が丁寧に動物の説明をしてくれていたのも印象的でした。ふれあいスペースのすぐ近くには消毒液と手洗い場もきちんと整備されていて、衛生面もばっちり。

食べ歩く機会の多いはつかいち桜まつりでは、特にありがたいですね。

 

春の日差しの下で、動物たちと過ごすこのほっこりした時間は、騒がしいお祭りの中にある“癒しのオアシス”のような存在でした。

 

ステージのクライマックスは、まさかの”あの曲”

はつかいち桜まつりの盛り上がりポイントのひとつが、豪華なステージイベントです。

さくらステージ・さつきステージという2つのメインステージでは、朝から夕方まで地元団体によるパフォーマンスがひっきりなしに繰り広げられていました。地元の子どもたちが元気いっぱいにダンスを披露したり、和太鼓の迫力ある演奏があったりと、見ごたえも抜群!

 

なかでも特に会場がひとつになったのが、さつきステージのクライマックスに行われた「ジャンボリミッキー」。

このダンス、子どもたちだけかと思いきや、出演者のお父さん・お母さん、スタッフさん、そして見ていた大人たちまでも巻き込んでの大団円でした(笑)。

 

僕もまさか、自分がリズムに合わせて身体を揺らしながら「ジャンボリー♪ジャンボリー♪」と口ずさんでしまうとは……。周囲にいた人たちも、最初はちょっと恥ずかしそうにしていたのが、途中からどんどんノッてきて、最後には会場全体が笑顔に包まれていました。

こちらの写真は、ステージから撮影させていただいたのですが、楽しそうな雰囲気が伝わると思います!

 

こういう“みんなで何かをする”って、やっぱりお祭りの醍醐味ですね。

踊り終わったあとにも「楽しかったねー!」と話しているグループが多くて、この一体感こそが地域のお祭りの醍醐味だと再確認しました。

 

花より○○!?桜まつりの出店を楽しむ

お祭りに来たら、何はともあれまずお腹を満たしたい派の僕にとって、飲食ブースは外せない楽しみのひとつ。

今年のはつかいち桜まつりも例外なく、ずらりと並んだテントには、香ばしいにおいが充満していて、万全を期して朝食を抜いた著者の空腹に拍車をかけていました。

 

まず一発目に食べたのは、地元産の牡蠣を使ったカキフライバーガー!

これが、衣がサクサクで中の牡蠣はふっくらジューシー。パンも想像以上にしっかりしていて、なんというか“ちゃんと美味しい”一品。お祭りフードってたまに「雰囲気勝負」なこともありますが、これはお祭りじゃない日にもリピ-トしたいくらいハイクオリティでした。

 

そのあとも、焼きそば・唐揚げ・いちごクレープ……と、友達の胃袋にも頼りつつ、限界まではつかいち桜まつりの会場グルメを満喫しました。




 

さらに、はつかいち桜まつりのブースは食べ物だけではありません。

雑貨や手作りアクセサリーの出店もあり、小物雑貨が大好きな私は、見かけるたびについつい立ち止まって物色。

特に気になったのは、永本建設さんの木工ワークショップ。大工道具の代表格である『かんな』を使った割りばし作りなど、木のぬくもりを感じられるブースでした!

同ブースでは『つみき釣り』なども行っていたので、お子様連れが楽しそうにわいわい集まっていたのが印象的でした。

 

食べて、買って、触れて……とにかく、今年のはつかいち桜まつりは、五感がフルに刺激される“楽しい”が詰まった空間でした。

 

おわりに

こうして振り返ってみると、はつかいち桜まつりって、ただの地域イベントじゃないんだなと改めて実感しました。桜の美しさはもちろん、地元の人たちの温かさや、出店のレベルの高さ、ステージの完成度……どれをとっても、ただのお花見を超えた“春の祭典”だと感じました!

 

特に今年は、天気にも桜の開花タイミングにも恵まれて、本当に最高のコンディションでした。正直、これまではつかいち桜まつりに参加してきた中でも、個人的にトップクラスに楽しかったです。

今回は友人とのんびり回るスタイルだったんですが、「来年は家族を誘って、一緒にこの空気を味わいたいな」と思いました。大人になっても家族と楽しめるお祭りって、最高じゃないですか?

 

「今年ははつかいち桜まつりに行けなかった……」という方も、来年はぜひ予定に入れてみてほしいです。桜の下で飲んで食べて、笑って、ちょっと童心に帰って――そんな時間を過ごすだけで、春っていいなぁって素直に思えますよ!

 

特に廿日市市民、広島県民の方々には、地元にこんな素敵なイベントがあることを、もっとたくさんの人に知って・体感してもらいたいなと思います。

はつかいち桜まつりは来年もまた開催されるはずなので、ぜひまた記事に出来たらなと思います!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!🌸

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