廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
皆さんこんにちは!
廿日市市のWEBライターです!
今回は、宮島に初めてできたコンビニを紹介します!
観光の際に宮島に訪れても、気軽に立ち寄れるコンビニがあるって安心ですよね♪
ただのコンビニではない、宮島だからこそこだわりがつまった特徴があるので、訪れた際はぜひ宮島のローソンに立ち寄ってみてくださいね!
ところで、皆さん「宮島コンビニがなかったこと」をご存知ですか?
普段何気なく利用しているコンビニが、身近に無いなんて驚く方も多いかもしれません…。
宮島は、本島から近いもののフェリーで15分ほど離れた島にあるため、物流コストや店舗維持コスト、文化財への影響を考えてコンビニの出店はされていませんでした。
一方で、宮島には1400人の住民がいます。多くの人は、宿泊業などを営む従業員で、小さなお子さんがいる家庭も…スーパーやドラッグストアなど日用品が買える場所がない宮島の住人は、フェリーで移動して都度購入していました。
「観光客からもオムツの購入ができなくて不便…」などの声も以前からあったようです。
そこで出店の声をあげたのがローソンでした。ローソンは「みんなと暮らすマチを幸せにします」をコンセプトに全国各地に店舗展開をしています。
今までいろんな場所に展開してきたノウハウを武器に今回、宮島への出店を決めました。
ローソンは、過去にも地域のバリューに合わせて店舗展開をしています。
「ローソン 県立芸術大学前店」は、沖縄の店舗のため、城下町の雰囲気を崩さないよう、首里城周辺は茶系の外観にしています。レトロな雰囲気が地元の人や観光客からも反響があります!
その他にも、ローソンがオフィシャルスポンサーということで阪神タイガースのイメージカラーの看板で装飾された店舗も兵庫県にあります。
地域の特色を活かした、店舗展開がいくつかあるようです!
通常店舗とは違い、地域の特性を活かす店舗の開業は、いくつか苦労があったようで文化財保護法の規定に収めるために、ローソンのイメージカラーであったブルーをブラウンに変更したり、入口に木格子を設置するなど周辺の雰囲気に合わせて和風な外観デザインに工夫を施したそうです。
また、店舗の立地も検討を重ねたようで、フェリー乗り場のすぐ近くの路面店の建物を探し、既存の建物を改築して、完成しました。1階2階フロアがあるため品揃えも良く利用しやすいコンビニになっています。
さらに宮島ならではの「鹿」への配慮もあります。店舗に入ってしまうことがないようにボタンを押して開閉式扉を設置しています。誤ったものを食べてしまわないようゴミ箱も室内に設置するなどできるだけ、既存のコンビニにはない内装づくりもされています。
そんなローソンが開店してから多くの市民や観光客が利用をしていますが、実際にオープンした日に訪れたお客様は「沢山の商品があって革命!」「ぜひ毎日利用したい」など生活者としてコンビニを利用できることにとても喜んでいました。
さらにコンビニが身近にあることで嬉しいところが、ATMやコピー機などが利用できることです。
手軽にフェリーを使わずに利用できるようになったのは、住人や観光客にとっても嬉しいですよね。
<店舗概要>
店舗名:ローソン宮島店
所在地:広島県廿日市市宮島町字小浦1162‐2
営業時間:7:30~21:30
運営者:株式会社ポプラリテール(ポプラ100%出資子会社)
店舗面積:62.52坪(売場面積:44.96坪)
取扱アイテム:弁当、おにぎり、調理パン、デザート、ベーカリー、ファストフード、飲料、酒類、たばこ、日用品など、約3,000アイテム
【写真:株式会社ローソン提供】
皆さんも旅のついでに宮島初のコンビニを利用して、旅行をもっと充実したものにしてみて下さい!コンビニがあるので何か忘れてもいつでも安心です(笑)
コンビニができたことによって、観光客の皆さんも、住人の皆さんも不便なことなく充実した旅や生活ができるようになって、嬉しいです!
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