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こんにちは!はじめまして、廿日市市大好き!Webライターです。最近は寒い日もありますが、どんどん暖かくなってきていますね。今回はそんな時期にピッタリな、宮島のとある有名スポットについて紹介したいと思います。
宮島といえば、何を思い浮かべますか?
もちろん厳島神社!と考える人は多いかもしれません。しかし、厳島神社と肩を並べる、外せない観光スポットが宮島にはあるんです。
【出典:宮島ロープウエー】
それは、弥山(みせん)!
古くからパワースポットとして知られ、実は厳島神社の一部として、同じく世界遺産にも登録されています。実はあの有名人も山頂からの風景を絶賛したことも!
今回の記事では、そんな弥山の魅力をくまなく紹介します。
弥山自体だけでなく、弥山を登るうえでのポイントについてもご紹介しちゃいますので、ぜひぜひご覧ください!
弥山とは、宮島の中央にそびえる、標高535mの山です。古くから厳島神社とともに神聖視されており、古くは真言宗の開祖、空海が修行場として使っていたとも言われています。山ですので、もちろん自然ともたくさん触れ合えます。国の天然記念物になっている原始林があったり、野生の鹿と出会えるチャンスも…?!(鹿に出会いたい方はこちらも参考にしてみてください。)
【出典:厳島神社】
弥山には御山神社という、厳島神社の奥宮である神社もあり、パワースポットとして有名です。その一方で、二つの展望台から見える景色も絶景で、なんとあの伊藤博文が頂上からの絶景を高く評価したと言われています。筆者としても、頂上からの景色は言葉にできないほどきれいで、時間や天気によって変化するその景色は、何回見ても飽きることはありません。
行楽シーズンがそろそろ始まるこの頃、ぜひ弥山に登ってみたい…という人も多いと思います。もちろん、登山できます!ぜひ登って、身近に宮島の自然を感じてみませんか?
535m…と聞くと、そんなに高くないのでは…と思う方もいらっしゃるかもしれません。(一応余談として、日本一の高さを誇る富士山は3776mですので、約七分の一にあたります。)
が、この弥山、実はとっても険しい山なんです…!
角度が急であり、道もわかりにくいため、迷ってしまったら滑落や遭難の危険も…!
登るのであれば、準備を十全にしたうえで、案内されている3つのトレッキングコースを通るようにしましょう。
ここで安全に登るための注意点を確認しておきましょう。
山登り3原則!
①準備はしっかりと!
山という場所は普段暮らしている場所とは違います!これはいくら言っても言い足りません。滑落や遭難だけでなく、気づかないうちに植物に触ってかぶれたり、虫に刺されたりと大小さまざまな危険が隠れています。
服装はトレッキングシューズに長袖で、肌の露出をなるべく避けることはマスト。重いですが飲料水は大目に用意。簡単なエネルギー補給のため、飴やチョコレートもバッグに入れておきましょう!これからどんどんと暖かくなってきますが、半袖での登山はお勧めしません。安全のために、薄手の長袖も用意しておくことをお勧めします。
②自然を守りましょう!
先ほども言いましたが、宮島を含む弥山は天然記念物に指定されています。その自然を守るため、ということもありますが、動植物には毒を持っているものも多くいます。弥山でもハチやマムシなどが確認されています。自然を刺激するようなことはせず、動植物にも私たちにも安全な山登りをしましょう。
③非常事態には上へ!
もし滑落や遭難など、緊急事態に陥ってしまった場合は、自分の体力と相談してとにかく上を目指しましょう。見晴らしの良い場所にいれば、救助隊から見つけてもらいやすくなるだけでなく、携帯の電波も入りやすくなります。しかし、けがをしている場合や、水と食料に不安がある場合は、体力を温存するために、逆になるべく動かないようにもしましょう。(一応書きましたが弥山ではここまでのことにはほとんどの場合、ならないので、ご安心ください!)
ここまで不安を煽るような文章を書いてしまって申し訳ありませんが、ルートから外れず、準備をしっかりしてトレッキングすれば安心安全に登ることが可能です!準備にかかる時間はとても多いですが、その分得られる感動はそれ以上であると保証します。
直接肌で感じる宮島の自然は、癒しになること間違いなしです。時には体がつらくなるようなこともあるかもしれませんが、弥山は岩の形が特徴的で目を楽しませながら登り切れると思います。筆者も、登りながら少しずつ変わっていく景色やふとした時に見える景色に感動しながら、よく登っているので、もう少し暖かくなるのが待ち遠しいです…!
登り切ればパワースポットである御山神社に参拝し、やり切った、という達成感のおかげか、普通に神社に参拝するよりも、倍でご利益をいただけたような気がしてきます。上から見る景色も数倍きれいに見えるはずです。
ぜひ一緒に冬の家籠りでなまった体を、弥山でほぐしましょう!
そうはいっても、運動は苦手…そんなに勾配が急なら自信がない…という方もいると思います。そんな方、安心して大丈夫です!弥山にはロープウエーがありますよ!
【出典:宮島ロープウエー】
ロープウエーは紅葉谷駅から出発し、榧谷駅を経由し、獅子岩駅を終点として運航しています。全体の運航時間は15分ほど。上から宮島全体を一望することができます。山の緑と空、海の青のコントラストは、写真で見るよりも素晴らしいことは間違いありません。ロープウエーに乗って終わり、というわけではなく、山頂まで往復一時間ほどの散策が可能です。上からも間近からも、弥山の自然を堪能することができます!
出発駅の紅葉谷駅までは無料送迎バスが運行しており、フェリー乗り場や厳島神社からのアクセスも抜群です。
また、これからは桜の時期にも入っていきます。実は宮島は桜の名所でもあり、ロープウエーに乗れば、緑と青に加えてピンクも混じった、より華やかな風景を楽しむことができます。
こちらに宮島ロープウエーの時刻表、運賃表について添付しておきますので、ぜひご覧ください!(無料送迎バスご利用の方は、その時刻表もついています)
WEBでカンタンに乗車予約もできますし、往復で買っておけば少しお得に購入が可能です!ぜひ事前に購入しちゃいましょう。運行時間は9:00~16:00。下りの最終時間は16:30となっています。筆者としては、見る場所がたくさんある弥山では、時間を忘れてゆっくり過ごしてしまうこと請け合いなので、時間に余裕をもって観光することをお勧めします(笑)
【出典:じゃらんnet】
いかがでしたか?今回は宮島の中でも弥山をピックアップしてご紹介してきました。自然と神社が融合した、二重の意味でのパワースポットである弥山を楽しんでいただければ幸いです。
筆者はやはり直接登る方がおすすめではあるので、注意事項は参照しつつ、まずは楽しむことを優先で登っていただけるといいな、と思います。また、弥山周辺にもたくさんの観光スポットがありますので、運動で疲れた体を、おいしいものやきれいなもので癒して、楽しい観光をしてくださいね。以前ご紹介した抹茶スイーツやお好み焼きの記事も参照してみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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