廿日市市をもっと楽しむための総合情報マガジン
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暦の上ではもう春のはずなのに、まだまだ厳しい寒さが続いていますね。
私は犬を飼っているのですが、毎晩湯たんぽ代わりに犬を抱きしめていないと、耐えられない寒さです。朝、毛布から出るのもとにかくおっくうで、心から春が待ち遠しい……!
廿日市市の春は、皆さんご存知の通り、桜あり!グルメあり!イベントあり!で盛りだくさん。
廿日市を地元に持ち、廿日市で生まれ育った僕にとって、廿日市の春は、1年でもっともテンションが爆上がりする特別なシーズンです!
ところで、皆さんは「春の訪れ」を何で感じますか? 桜の開花予想?それとも暖かくなった気温?
もちろんそれらも素敵ですが、食いしん坊な僕(と、愛犬)にとっては、何と言っても「春が旬のグルメ」こそが春の号砲なんです!
「せっかくの休日、どこかへ出かけたいけど遠出は少し億劫。でも、ありきたりなランチじゃ絶対に満足したくない!」
そんな欲張りな皆さんに、地元出身・在住ライターの僕が、廿日市市内で「春」を五感でフルに楽しめる、とっておきのグルメスポットを厳選してご紹介します!
油断していると、春はすぐに来てしまいますよ!今のうちから廿日市の春グルメをおさえて、一歩リードしちゃいましょう!
まず最初にご紹介するのは、世界遺産・宮島にある牡蠣料理専門店「牡蠣屋(かきや)」です。
さて、いきなりですが、皆さんに一つ問題です。
牡蠣の旬って、いつまででしょうか?
多くの人が「冬(12月・1月くらい)」と答えるかもしれません。
しかし、地元・廿日市で長く暮らし、無類の酒とおつまみ系グルメ好きである僕から言わせれば、それは半分正解で半分間違い。
実は、牡蠣がもっとも身を太らせ、クリーミーな味わいになるのは、産卵を控えて栄養をパンパンに蓄えた「春(2月〜3月)」なんです!
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画像引用:公式HP
廿日市が誇る一大観光スポット、宮島の表参道商店街にある「牡蠣屋」は、そんな「春牡蠣」の実力を味わうのに最高のお店です。
公式サイトにも記載されている通り、ここでは市場に出回るギリギリのシーズン(例年GW頃)まで、選び抜かれた地御前産の極上牡蠣グルメを提供し続けています。
僕がこの時期に必ず注文するのは、シンプル・イズ・ベストの極み、「焼きがき」。 冬の牡蠣が「磯の旨味をたっぷり蓄えた貝」だとすれば、春の牡蠣は「濃厚な”海のミルク”そのもの」です。
殻の上でぷりっぷりに焼きあがった熱々の身を一口で頬張れば、口の中いっぱいに広がる旨味の爆弾に、思わず言葉を失います……。
「牡蠣系のグルメは冬に食べたからもういいや」なんてスルーしてしまっている人こそ、ぜひこの時期に訪れてみてください。
「今まで食べていた牡蠣グルメは何だったんだ!?」と衝撃を受けること間違いなし。春の廿日市・宮島散策のエネルギーチャージは、この濃厚な一粒で決まりです!
濃厚な牡蠣で胃袋を満たした後は、やっぱり甘いものが欲しくなりますよね。次に紹介する廿日市の春グルメは、スイーツ!
同じく宮島、そして廿日市を代表するもみじ饅頭の老舗「やまだ屋」です。
「もみじ饅頭なんて、いつでも食べられる定番のお土産じゃん」と思ったそこのあなた。 甘い!この時期のやまだ屋には、2~3月限定という、限られた期間にしか姿を現さない「春限定もみじ饅頭」があるんです。それが、「桜もちもみじ」!
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画像引用:公式オンラインストア
この「桜もちもみじ」、ただの「桜味」じゃありません。最大の特徴は、その食感!
通常のもみじ饅頭のカステラ生地とは違い、餅粉をふんだんに使った生地は驚くほどモチモチ! その中には、桜葉の塩漬けを練り込んだ特製の桜あんがぎっしりと詰まっています。まるで上質な桜餅をそのまま饅頭にしたような贅沢さ……!
一口かじると、モチッとした食感の後に、ふわっと広がる上品な桜の香り。そして、あんこの甘さを引き立てる桜葉の塩気が絶妙なアクセントになり、もう一個、あと一個と手が止まらなくなります。
見た目も淡いピンク色で、手に持っているだけで春気分が爆上がりすること間違いなし。
宮島本店の焼きたてコーナーでアツアツを頬張るもよし、お土産に買って帰って、自宅で少し温めてから食べるもよし。 販売期間が終わると来年まで会えなくなってしまうので、私は毎年この時期になると「絶対に食べ逃してなるものか!」とカレンダーにチェックを入れています(笑)。
廿日市を代表するグルメの1つ、もみじ饅頭。春ならではの商品展開を行っているお店は「やまだ屋」さん以外にもたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
「春らしい食材を使った料理も美味しいけど、やっぱり食材そのものの味をダイレクトに感じたい!」
そんなワガママな願いを叶える究極の春グルメスポットが、廿日市市にあるんです。それが、「おおのきファーム」!
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画像引用:公式HP
そう、最後にご紹介するのは「お店」ではなく、あえての「農園」。
でも考えてみてください。スーパーに並ぶいちごは、流通の関係でどうしても早摘みされたものがほとんど。しかしいちご狩りでは、真っ赤になるまでじっくりと栄養を蓄えた「完熟いちご」を、その場で摘んで口に放り込むことができるんです。これ以上の贅沢な春グルメってありますか?
ハウスの中に一歩足を踏み入れると、甘酸っぱい香りが充満していて、それだけでテンションは最高潮! 春(冬から5月頃まで)にかけて旬を迎える「紅ほっぺ」などの品種は、果汁がたっぷりで甘みが強く、噛んだ瞬間にジュワッと口の中に春が溢れ出します。
30分間の食べ放題は、まさに時間との戦いであり、いちごとの対話(笑)。
練乳を持参して味変を楽しむのもアリですが、まずは何もつけずに、太陽の恵みを浴びたそのままの『廿日市の春』を噛みしめてみてください。
「食べる」という行為そのものを、ひとつのアクティビティとして楽しむ。
休日に友達や家族、あるいは恋人とワイワイ盛り上がりながら旬を味わうこの体験は、きっと普通の外食では得られない特別な思い出になるはずです。
予約必須の人気スポットなので、計画はお早めに!
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さて、ここまで廿日市市内で楽しめる「春のグルメ」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
産卵を控え旨味が爆発している「牡蠣屋」の春牡蠣、この時期だけのモチモチ食感が楽しい「やまだ屋」の桜もちもみじ、そして素材のフレッシュさを全身で感じる「はつかいち苺ファーム」の完熟いちご……。
いずれも、冬から春へと移ろいゆく、『今の』廿日市だからこそ味わえる、特別な味覚ばかりです。
「花より団子」ではありませんが、美味しい食事は旅の満足度を大きく高めてくれる最強のスパイス!ぜひ次の休日は、お腹をペコペコに空かせて春の廿日市へ出かけてみてください。きっと、新しいお気に入りの味に出会えるはずですよ!
観光 2025/11/06
ネット情報 2025/10/30